ボクシング ボクシング界の〝問題児〟ライアン・ガルシア、12月31日にRIZINで格闘家の安保瑠輝也とエキシビション 「安保を懲らしめなければ」
プロボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(26)=米国=が18日(日本時間19日)、自身のSNSで12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われる格闘技イベント「RIZIN DECADE」で、元K-1スーパーライト級王者で格闘家の安保瑠輝也(29)とエキシビションマッチを闘うと発表した。既に米国の動画サイトのFanmioでPPVチケット(日本円で3999円)が販売されている。 【写真】ライアン・ガルシアとエキシビションマッチで闘う安保瑠輝也 ガルシアはX(旧ツイッター)に「しばらく沈黙していたが、実際にリングに復帰する前にいくつかの計画を練っていた。4月までの計画はこちら。12月に日本で、老齢のマニー・パック(パッキャオ)と闘い、彼をノックアウトしようとした男とのエキシビションマッチが行われます。そして、マイクおじさん(マイク・タイソン)のためにジェーク(・ポール)を追いかけよう」と投稿。インタグラムでは「東京へ行くことを発表できて、とても興奮している。この男はエキシビションでパックをノックアウトしようとしたんだ!!! 安保を懲らしめなければならない!!!」などとコメントした。 安保は「超RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)で、プロボクシングの元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(45)=フィリピン=と69キロ契約3分3ラウンドのボクシングに準じたルールの非公式試合を闘い、判定がないため引き分けに終わったが大善戦した。ガルシアは来日して会場で観戦し、試合後にはリングに上がって安保との対戦を要求。「彼をやっつけたいと思った」などと語っていた。 ガルシアは4月に米ニューヨークで行われたWBC世界スーパーライト級タイトルマッチの前日計量で3・2ポンド(約1・45キロ)体重超過。強行された試合では王者のデビン・ヘイニー(米国)に2-0の12回判定勝ちしたが、試合後にドーピング違反が発覚し、無効試合となった。 〝問題児〟のガルシアには1年間の試合出場停止処分が科されているが、エキシビションマッチへの出場は問題なく、RIZINの榊原信行CEO(61)はガルシアがRIZINに出場する可能性を「あると思います」と話していた。