教師転倒し児童2人の足に塩酸 一時患部赤くなるもその後戻る 唐津市内の小学校
唐津市教育委員会は市内の小学校の理科の授業中、塩酸が誤って児童2人の足にかかったと発表しました。うち1人が、かかった部分が赤くなったということですが、大けがなどではないということです。 唐津市教育委員会によりますと、7日正午前、唐津市内の小学校で6年生が理科の授業中、教師が転倒した際、持っていた濃度35%の塩酸が児童2人の足に靴下の上からかかったということです。 すぐに教師が水で洗い流し、1人は一時、かかった部分が赤くなったということですが、その後、戻ったということです。教師は、塩酸のにおいを児童にかがせるために各テーブルを回ったあと、教壇に戻る際延長コードに足がひっかかり転倒していました。 本来、塩酸は35%から希釈して使うようになっていましたが、においが足りなかったことから希釈前の塩酸を持ち歩いたということです。 児童全員がゴーグルなど防具を身に着けていましたが、唐津市教育員会は塩酸を扱う際には注意するよう各小学校に通知したということです。
サガテレビ