岸田首相にいつまで続けてほしい?支持政党別のクロス集計で見える自民・公明支持層の本音とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2023年11月15日に公開された動画のテーマは……最新!電話調査&ネット調査!岸田首相にいつまで続けてほしい? ゲストにJX通信社の米重克洋氏をお招きし、最近のトピックに関する意識調査の結果について語っていただきました。 岸田首相にいつまで続けてほしい?自民党支持層の本音とは? 【このトピックのポイント】 ・内閣支持率低迷で年内の解散見送りへ。総裁選前の支持率回復が急務 ・自民党支持層でも「岸田首相は来年9月まで」との声が半数近くに上る ・所得減税はメッセージが裏目に。致命傷ではないが打開策は少ない
岸田首相 年内の衆議院解散見送りへ
岸田文雄首相は年内の衆議院解散・総選挙を見送る意向を固めました。内閣支持率の低迷を踏まえ、衆院選を戦う環境は整っていないと判断したとのことです。 秋の臨時国会での解散はかねてから取りざたされており、米重氏もその可能性に言及していました。 その理由について米重氏は構図次第で勝てる衆院選小選挙区制の仕組みを挙げ、「自民党が議席を取れるかと内閣支持率はそこまで大きくリンクするものではない」との見方を示しました。 ただ、直近の内閣支持率の低さは自民党支持層が離れかけていることを示しており、選挙に勝つことが一気に難しい状況に。その矢先の解散見送りの報道に対し米重氏は「さすがに解散云々って言える状況ではなくなったんだなと感じた」とコメントしました。 来年2024年9月には総裁選があります。もし、解散を総裁選後にした場合、「新しい総裁ですぐに解散した方が自分の議席を守れる」と考える自民党議員が大勢いてもおかしくないと米重氏。 つまり、岸田首相が総裁選に勝利するには、総裁選前の解散で選挙に勝つことが必要になります。そのために岸田首相が取るべき策は、内閣支持率の回復です。 しかし、そのための決定的な突破口があるわけではなく。米重氏は「今有権者が一番困っている経済に集中的にということになってくる。非常にオーソドックスで王道的な話になってしまうけど、そこしか突破するところがない」と岸田内閣の動きを分析しました。