ホンダ・日産・三菱自の会見淡々 社長に高揚感なく、70分で終了
経営統合を巡るホンダと日産自動車、三菱自動車の記者会見。自動車業界の歴史的な転換点とも言える場面を記録しようと会場には大勢の報道陣が詰めかけたが、登壇した3社トップに高揚感はなく、開始から約70分で淡々と終了した。 【写真】ホンダ「庶民の足」、生産終了へ 6月
「大胆に踏み込んだ変革が必要」「変化を恐れては未来を切り開くことはできない」。ホンダの三部敏宏社長や日産の内田誠社長は統合に向けた意欲的な発言を繰り返す一方、語気に力強さはなく、想定された質問に過不足なく答える姿勢が目立った。 会見終了後の写真撮影は3氏が直立して応じるだけで笑顔は少なく、握手はなし。終了後は互いに目を見合わせることもなく足早に会場を立ち去った。