早田ひな「忘れ物取りに帰る」ロス五輪での雪辱金メダルへ早くも意欲「燃え尽きることはない」初の五輪は銀&銅
「パリ五輪・卓球女子団体・決勝、日本0-3中国」(10日、パリ南アリーナ) 東京五輪銀メダルの日本は、4連覇中の中国と対戦。0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。第1試合のダブルスは早田ひな・張本美和ペアを初めて出し、平野美宇をシングルス2試合に起用する“奇襲オーダー”で挑んだものの、最強王国から1勝も挙げることはできず、完敗に終わった。 【写真】表彰台で孫穎莎の頭についたゴミを取ってあげる早田ひな フレンドリーなシーンにほっこり 今大会、五輪初出場ながらエースとして臨んだ早田は、最有力とみられた混合ダブルスはまさかの初戦敗退に終わった。シングルスでは左手首を痛めたものの、銅メダルを死守。団体戦はダブルスを中心に出場したが、中国の牙城は崩せず銀メダルだった。 初の夢舞台を終えて、「ある意味、4年後に金を取るために神様が銀と銅で終わらせてくれた。4年後は長いが、パリで忘れ物をした金メダルを取りに帰れるようにロス五輪まで自分をさらに追い込んでいきたい」と、早くも雪辱に意欲を示した。 続けて、「金メダルを取るまでは燃え尽きることはない。ある意味、燃え尽きないために金メダルを取らせてくれなかったのかな。スーパーポジティブな私の性格。ロスに向けて燃え尽きている暇はない。4年間突っ走っていきたい。自分との勝負」と、闘志に燃料を投下していた。