大阪桐蔭と桐蔭学園、優勝候補が激突。全国高校ラグビー大会 準々決勝
準々決勝最後の第4試合は、Bシードの國學院栃木(栃木)が、Aシードの石見智翠館(島根)にチャレンジする。
関東新人大会優勝、春の選抜大会ベスト4の國學院栃木は、持ち前のディフェンス力で、初戦となった2回戦で明和県央(群馬)を59-3、3回戦は優勝4回の京都工学院(京都)を21-5で破ってベスト8に進出した。
選抜大会準優勝で、キャプテンHO(フッカー)/NO8(ナンバーエイト)祝原久温(3年)を筆頭に、高校日本代表候補が7人いる石見智翠館は、初戦で尾道(広島)を23-0、3回戦で関商工(岐阜)を95-5と下し、Aシードの貫禄を見せて96回大会以来のベスト8に進出した。
ともに花園で2度目のベスト4を狙う両校は、春の選抜で対戦。石見智翠館が24-17で勝って決勝に進出した。攻撃力に長けている石見智翠館は、しっかりとチャンスでトライを重ねていきたい。一方、ディフェンスとモールに強みのある國學院栃木は、クロスゲームに持ち込みたいところだ。
4試合ともシード校同士の激突となっただけに、みどころの多い試合になることは間違いない。なお、1月3日の最後の試合の後には、ベスト4に残ったキャプテン4人により、5日の準決勝の抽選が行われる。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁