ヒロ・ムライ監督、A24の新作で長編デビュー
ドナルド・グローバー主演のドラマ「アトランタ」や、チャイルディッシュ・ガンビーノ(グローバー)のMV「ディス・イズ・アメリカ」で注目を集めたヒロ・ムライ監督が、A24のサムライ映画「Bushido(武士道)」で長編初メガホンをとることがわかった。 新作のプロットの詳細は不明だが、米Deadlineによれば、封建時代の日本を舞台にした緊張感あふれるアクション映画になるようだ。脚本は「スパロークリーク 野良犬たちの長い夜」のヘンリー・ダナムが執筆。A24とアリ・アスターの製作会社スクエア・ペグ、「パスト ライブス 再会」の製作会社2AM、ムライ監督、ダナムが共同プロデュースする。 サムライ作品といえば先ごろ、真田広之が制作・主演した米FXのドラマ「SHOGUN 将軍」が第76回エミー賞で主要部門を総なめにし、同賞史上最多の18部門を制覇した。 アメリカのドラマ界、音楽界で活躍してきたムライ監督は、監督・制作総指揮を務めた「アトランタ」が米製作者組合賞を受賞。「ディス・イズ・アメリカ」ではグラミー賞に輝いた。また最近では、アマゾンのリメイク版ドラマ「Mr.&Mrs. スミス」(ドナルド・グローバー&マヤ・アースキン主演)や、エミー賞10冠の人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」(ジェレミー・アレン・ホワイト主演)で制作総指揮を務めている。