【バレー】デンソーが無敗をキープし、9連勝。姫路の連勝は「5」でストップ。A山形が初勝利 SV女子
バレーボールSVリーグ女子は9日、福島、富山、石川、大阪、兵庫、愛媛で計6試合が行われた。 開幕から負けなしの連勝が続いているデンソーは、ホームで姫路と対戦。3-1で勝利し、連勝を「9」に伸ばした。姫路は連勝が「5」で止まり、2敗目を喫した。 昨年のトップリーグ昇格以降勝利のなかったA山形は富山でKUROBEと対戦。アウェーの地でストレート勝利し、念願の初勝利を飾った。 兵庫では暫定2位の埼玉上尾がアウェーでSAGA久光と対戦。フルセットにもつれ込むが、埼玉上尾が3-2で勝利し、1敗を守った。愛媛で行われた東レ滋賀対刈谷の試合もフルセットとなるが、ホームの東レ滋賀が接戦を制し、3勝目を挙げた。先週、首位のデンソーに2連敗を喫した大阪MVはホームでAstemoと対戦。3-1で勝利した。 石川ではホームのPFUが群馬をストレートで下した。この試合では第2セット途中、公式記録システムとして採用しているe-scoreにおいて、「PFU 6-5 群馬」の場面で、PFUが7点目を得点した際、何らかの理由により誤って8点目がさらに加算されるトラブルが発生した。その後、この誤りに気付くことなく、PFUが24点目を得点した時点で、実際にはセットが終了していないにも関わらず、記録上は25-12で第2セットを終了した。得点の誤りが生じたが試合は成立していることから、会場で記録されたe-scoreに合わせて第2セットの得点を25-12とし、PFUの勝利となった。SVリーグ女子では、10月13日の大阪MV対東レ滋賀の試合でも同様のトラブルが発生しており、SVLは「引き続き詳細な原因の究明を行うとともに、再発防止に向けて対策に全力を尽くして参ります」としている。 10日も9日と同じ会場で同一カードの計6試合が行われる。(NEC川崎と岡山は今週の試合はなし) 【9日の試合結果】(左がホームチーム) デンソー 3-1 姫路 KUROBE 0-3 A山形 PFU 3-0 群馬 大阪MV 3-1 Astemo SAGA久光 2-3 埼玉上尾 東レ滋賀 3-2 刈谷
勝率による暫定順位
1:デンソー 9勝0敗 2:埼玉上尾 6勝1敗 3:大阪MV 5勝2敗 4:Astemo 5勝2敗 5:姫路 5勝2敗 6:PFU 5勝4敗 7:NEC川崎 4勝4敗 8:岡山 3勝3敗 9:SAGA久光 4勝5敗 10:刈谷 3勝4敗 11:東レ滋賀 3勝6敗 12:A山形 1勝8敗 13:KUROBE 1勝8敗 14:群馬 0勝5敗
【関連記事】
- 大阪マーヴェラス・田中瑞稀主将「今季のテーマは”ひらめき”。苦しいときに1点が取れる選手でありたい」SV女子
- デンソーエアリービーズ・辻健志監督「価値のある勝利。チームは攻撃力の強化に取り組んできた」、石倉沙姫「サーブを打つことが怖くなった時期もあった。今は良いイメージでできている」 SV女子
- 野中瑠衣「代表に入りたくて数字を求めた昨シーズン。今季はよりチームのためにプレーと行動を」、中谷宏大監督「佐藤黎香には渡邊彩を目指して欲しい」 SV女子
- 埼玉上尾・山岸あかね「引退を発表しましたが、いつも通りのシーズンと思って、優勝を目指してやっていきたい」、濵松明日香「チームにはすんなり溶け込めました」 SV女子
- 岡山シーガルズ・小松原凜香「内定時は良い展開で使ってもらった。今季は自分がチームを活かすプレーを」、楢崎慈恵「素敵な誕生日プレゼントでした」 SV女子