新潟内定の笠井 同期入団の東洋大DF稲村とのインカレ対決を心待ち 鳥取内定の松本は兄妹プロに
桐蔭横浜大サッカー部は23日、横浜市内のキャンパスでJリーグクラブへの加入内定・契約者による会見を行った。 新潟内定のFW笠井佳祐(22)は「携わっていただいた全ての方に感謝し、結果で恩返しできるように頑張りたい」と力を込めた。全日本大学選手権で4強に勝ち残る中、22日の準々決勝・大院大戦では4得点を挙げて5―1の勝利を支えた。25日の準決勝で対戦する東洋大のDF稲村隼翔(22)は同じ新潟内定で、今季は特別指定選手としてJ1で12試合に出場。「あれだけプロで活躍して同期としてうれしい部分、悔しい部分もある。自分はまだまだ足りないと思わせてくれる存在。いい刺激を受けている。直接対決が楽しみ」と“同期対決”を見据えた。 鳥取内定のDF松本太一主将(22)は妹の松本はな(20)がWEリーグのちふれ埼玉に所属。「兄妹でプロになるのは家族の夢だった」と語った。ポジションはともにセンターバックで「自分と同じで体が大きくて強く、キックもうまい。後ろからFWに1本でパスを通したり、自分と似ているところもある」という。「まずは所属しているチームでスタメンで出て貢献して、妹も自分もステップアップしていければ」と兄妹そろっての成長を誓った。 会見には湘南内定のFW渡辺啓吾(22)、磐田内定のGK西沢翼(22)、栃木内定のDF岩崎博(22)、7月にいわきとプロ契約を交わしたDF五十嵐聖己(22)も出席。横浜FC内定のMF遠藤貴成(22)は体調不良で欠席した。