【RIZIN】芦澤竜誠の体はヌルヌル 皇治の指摘に反撃「MMAをわかってない」
格闘技イベント「RIZIN LANDMARK10」(17日、愛知・ポートメッセなごや)で昇侍(41)と対戦する〝ネコナマズ〟こと芦澤竜誠(29)が意気込みを語るとともに、因縁の相手・皇治の発言を一刀両断した。 【写真】皇治と打ち合う芦澤竜誠 試合を翌日に控えた16日、名古屋市内で行われた公開計量に臨んだ芦澤は60.90キロでパス。61キロだった昇侍とにらみ合うと「減量きついのに落としてくれておめでとうございます。リスペクトしてるっすけど、必ずぶち殺せるんで、明日はKO勝ちします」と豪快勝利を約束した。 取材に応じた芦澤は、昇侍戦で注目してほしいポイントを「MMAのスキルがすごくなってるところですね。俺がテークダウンディフェンスして寝ても立って、スタンドで勝負した時に誰が勝てるの?っていうのを見せたいです」と説明。さらに「一発一発の殺しが強くなってるっすね。全部で殺せる。槍っすね。槍みたいな打撃を刺して終わらせます」と破壊力の増した打撃に自信をみなぎらせた。 そして昇侍撃破後に目指すものを問われると「天下をとる。誰もが恐れるような存在になりたいです。戦国時代で言うと織田信長みたいな」と断言だ。巨大な存在を目指すからこそ一歩ずつ着実に進むつもりだとして「ひたすら強くなるっすね。恐ろしいくらい強くなるだけっす。もっと試合で暴力的なところを見せるだけです。RIZINの王者とかUFCとか見ていたら遅れるので俺は今を生きて今やらなきゃいけないことを見極めていますね。信長もデカくなってからデカいことを言ってるじゃないですか」と力説した。 一方、過去に2度対戦し2勝した皇治が16日に「芦澤って、体がめっちゃスベるんすよ」と明かしたことに反応した。芦澤自ら公開練習で美肌を自慢しつつ「何もつけなくても汗かいたらヌルヌルだから。つかまれてもツルツル逃げるから」と口にしたことに皇治も続いた。 これに芦澤は「だから言ったでしょ。そういう肌なんですよ。ツルツル。汗かいたら。これがネコナマズ」と上機嫌だ。しかし「でも、アイツがつかめなかったのは腕が短かいからだろ。アイツはMMAを分かってないんですよ」とバッサリ。そして「MMAのすごいグラップラーとかならその意見はわかるけど、あいつはMMAをやったことないでしょ。それが滑るとか(笑い)。つかみ方が悪いよってだけ。それだけは言っておきたい」と正面からディスることを忘れなかった。 最後に皇治から「3回目やったら俺が勝つけどね」と挑発されたことには「3回目? ダハハハ! 相手になんないだろ! 相手になんないよ!」と一笑に付すのだった。
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