ボートレース浜名湖で今月デビューの宮崎奏磨と中嶋世奈が意気込み「最後まで諦めず一走、一走を大切に走りたい」
今月、ボートレース浜名湖でデビュー戦を迎える静岡支部の新人ボートレーサーの宮崎奏磨(20)と中嶋世奈(17)が10日、報知新聞静岡支局を訪れ、意気込みなどを語った。 浜松市出身の宮崎は、15日から20日まで行われる「BTS岩間20周年記念」で出走。浜松湖南高3年で養成所の入所試験を受けてから3度目の挑戦で合格。地元でようやく迎えるレースに向け「最後まで諦めず一走、一走を大切に走りたい」とし、将来の目標を「SGレーサーになること」と力を込めた。 一方、中嶋は28日から来月2日まで開催される「デイリースポーツ杯」で走る。北海道帯広市出身。中、高校で吹奏楽部に所属し、フルートを吹いていた異色の経歴を持つ。道内にボートレース場はなかったため、練習環境がいい静岡支部でスタートを切ることを選んだ。憧れは同支部の柴田百恵(24)。「若いのに強い。柴田さんのように愛される選手になりたい」と笑顔を浮かべた。
報知新聞社