「コツコツコツコツって聞こえる」箱根駅伝Vの青学 7区白石光星の“ルーティン”に仲間がツッコミ
第101回箱根駅伝は、青山学院大学のメンバーが2年連続8回目の総合優勝を達成。7区を走った4年生・白石光星選手が、レース前に行っている“ルーティン”を明かしました。 【画像】青山学院大学・7区の白石光星選手 サングラスを頭に乗せたまま完走したワケ 4年目の白石選手は、最初で最後の箱根駅伝に7区で出走。区間9位と粘りの走りで、総合優勝に貢献しました。 レース直前、カメラがとらえた白石選手のルーティンが“けん玉”です。玉部分を持ちながら上に剣を刺す技をレース前に披露するなど、腕前は相当のものです。 その理由については、「どのレース前でもやっていて、始めたのは1年前。僕はあまりアップに時間をかけるタイプではないので、みんなが早くから体の調整をしているときに空いた時間というか、集中力アップでけん玉をしています」と説明。 また「けん玉と長距離種目って似ているところあるなとやっていて感じるときがあって、やればやるほどうまくなる。長距離だったらジョグをすればするほど距離耐性は強くなるし、いつもやっていることをいつも通りやろうっていう思いに試合前にもう一回させてくれる」とこだわりのルーティンを明かしました。 しかし、チームメートからはまさかの苦情。9区を走った同学年の田中悠登選手(4年)は、「僕たちが集中してアップしている中で、隣でコツコツコツコツってけん玉の音が聞こえるので、彼は集中していると思うんですけど、僕たちはちょっと集中阻害されてて(笑)ちょっと離れたところでやってもらって…」と指摘します。白石選手は「すみません…(笑)」と苦笑いを浮かべました。