「しまね和牛」さらにおいしく料理し提供を!プロの料理人にホテルシェフが手ほどき(島根)
山陰中央テレビ
2022年の「和牛のオリンピック」全国和牛能力共進会で、肉質日本一に輝いた「しまね和牛」の認知度向上と販路拡大につなげようと、島根県内のプロの料理人を対象にした講習会が松江市で開かれました。 松江市で開かれた「しまね和牛講座」。島根県内の料理人から、しまね和牛の調理法を学びたいという声が寄せられ、県が2024年3月から開いています。この日は、洋食を中心に島根県内のプロの料理人13人が参加しました。 松江市のホテル一畑のシェフが、ブロック肉のさばき方を実演。約11キロのもも肉のかたまりから4種類の希少な部位をカットしました。参加者は、その包丁さばきを目の当たりにした後、カットされた部位ごとに食べ比べをするなど、しまね和牛のおいしさを確かめました。 講座に参加した女性: 「脂が甘い」とはこういうことなんだなという感じで、すごくおいしかったです。 講座に参加した男性: 実際に自分のお店でも(島根)和牛をお出ししているので、お客様にもその良さを伝えていきたい。 しまね和牛は、2022年に鹿児島県で開かれた5年に1度の「和牛のオリンピック」・全国和牛能力共進会で肉質日本一を獲得したほか、その年の国内最大規模の牛肉の品評会でも1位に輝き、全国初の2冠を獲得しました。 辻調グループ校友会コンピトゥム島根支部・大橋昌典さん: 観光とかで島根県に来ていただく方に味わっていただくような飲食店が増えて、島根に来たら、島根和牛を食べられて、美味しいねということに繋がればいいかなと思います。 県は、調理方法をさらに磨いてしまね和牛の魅力を引き出し、ファンや販路の拡大につなげたいと期待しています。
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