【博多港】水産高校の実習船が55日間の航海を終え帰港 マグロ・カジキ11トンを水揚げ 缶詰にして販売へ 福岡
FBS福岡放送
福岡県立水産高校の生徒たちがおよそ2か月の航海実習から戻り、12日朝、10トンを超えるマグロなどが博多港に水揚げされました。
■奥村誠悟記者 「大漁のマグロが水揚げされていきます。」 生徒52人を乗せた福岡県立水産高校の実習船「海友丸」は、55日間の航海を終えて12日朝、博多港に帰港しました。 福岡市中央卸売市場では、実習の間に捕獲されたマグロやカジキなどおよそ11トンが水揚げされました。 生徒たちはことし9月に博多港を出港し、ハワイ沖で「はえ縄漁」を学びました。 ■水産高校2年・矢川悠生さん 「うれしい気持ちと、乗船中も楽しかったのでちょっと寂しい気持ちもある。船酔いが一番きつかったです。」 水揚げされたマグロは缶詰の加工実習に使われるほか、地元の漁協を通じて直売所などで販売されます。