前田健太投手からホームランを放った大谷翔平選手(写真:アフロ)

MLBのツインズからタイガースへ移籍した前田健太投手が17日、日本テレビ「Going！Spors＆News」に出演し、大谷翔平選手との対戦について語りました。 【画像】MLBタイガースと2年契約と報じられた前田健太選手 大谷選手の44本塁打を球種別でみると、スライダーやカットボールなど、その7割程が変化球で様々な球種に対応していることがわかります。 前田投手も、大谷選手と対戦する前には「データなどからその年の傾向や色んなものは調べる」と話し、「基本的には長打は打たれたくない。シングルだったらOKぐらいの感覚で投げる場面ももちろんあるし、長打が出ないところをうまく投げていくとか、ボール球を使って色んなところを使いながら投げていく」と“大谷攻略法”を語りました。 さらに「あとは日本人の心理としてインコースの厳しいところは攻めづらい。当てたらすごく危ないことになってしまうので」と、打者にとって危険なボールは投げにくいと話しつつ「(それでも)うまくインコースを使いながら、当てないぐらいのところにいかないといけないです」とぎりぎりの攻防があることを明かしました。 「あとは打たれたらもうずっとニュースで流れるので(笑)。ホームランを打たれたら、打たれたシーンがいっぱい使われるので、それだけはできるだけ阻止したいなと。自分が勝って7回1失点だったとしても、その1失点はずっと使われる。できればそこは避けたいなといつも思っています」と笑いながらも、大谷選手と対決する際の注目度の高さを語りました。 その大谷選手は今季、右肘じん帯を手術し、新天地のドジャースで来季は打者に専念してのプレーとなります。 前田選手は「翔平にとっては、ピッチャーをやったりバッターをやったりすることが楽しくて、両方やるからあのメンタル、よい緊張感で試合に臨んている可能性もあるのかなと思うところもある」と分析。「バッターに集中したから、ホームラン60本打てます、というのは可能性としては本人じゃないとわからないが、楽しみなのは楽しみ」とライバル選手ながら来季の活躍を心待ちにしていました。