【陸上】早大・相楽豊チーム戦略アドバイザーが退任 15年から22年まで駅伝監督務める
早大は3月29日、チーム戦略アドバイザーを務めていた相楽豊氏が退任し、競走部の指導スタッフから離れることを発表した。 相楽豊氏の退任コメント全文 相楽氏は43歳。福島・安積高から早大に進み、1年時には箱根駅伝5区に出場。3年では6区8位と力走している。03年に卒業後は郷里で教員をしていたが、05年から早大の長距離コーチに就任し、渡辺康幸駅伝監督(現・住友電工監督)をサポートした。10年には学生駅伝3冠を達成している。 15年からは渡辺氏の後を受けて、駅伝監督に就任。22年に退任するまでの7年間、箱根駅伝では3位2回を含め5度シード権を獲得。16年全日本大学駅伝では2位という成績を残した。 相楽氏は退任にあたり、「2005年にコーチとしてスタートし、駅伝監督、現職と通算して19年間指導に携わり、歴々の学生とともに全力で駆け抜ける日々でした」と振り返り、「就任中には学生をはじめ、多くの関係者の方々とのご縁をいただき、これも私の一生において何物にも代え難い大きな財産となっております」と挨拶した。
月陸編集部