急に歩けなくなった1歳の息子 救急車で病院に行くと…判明した病に「なぜこの子が?」 その後、5歳になった息子を支える母の思いとは
両親の気持ち
ぜんやくんの治療を支えていく中で、両親は新型コロナウイルスの流行により、面会が制限されてしまったのがつらかったといいます。 それまで面会は24時間できたのが、1日1時間になってしまったそう。 そのときのことを両親はこう語ります。 「そばにいてあげられないのがつらくてたまりませんでしたが、病院の看護師さん、保育士さんにすごく助けてもらいました。私たち親が行けない間はプレイルームに連れて行ってくれたり、病室から出られないときには病室の中で制作などを一緒にしてくれたりとほんとに有難かったです」 また、これまでにたくさんの治療を乗り越えてきたぜんやくんに「痛いこと、寂しいこと、怖いことたくさんあったのに、いっぱいいっぱい頑張ってくれてありがとうと、生きていてくれてありがとう」という思いだと両親は話してくれました。
今後について
母親のnatsumiさんは、ぜんやくんの治療の経過などについてSNSで発信しています。 発信するきっかけとなったのは、natsumiさん自身も他の方の投稿から小児がんの治療のことなどを参考にさせてもらっていたからでした。 その中で小児がんにもいろいろあることを知り、natsumiさんも助けてもらったそう。そこで、助けてもらったぶん発信することで同じように誰かの参考になり「助けられたりできたらいいなぁ」と思い発信を続けています。 「そのおかけで同じ病気の人や、違う小児がんの親御さんたちと繋がりあえることができました。それってすごく心強いことだなと思います」とnatsumiさんは話してくれました。 6月の終わりには退院できたぜんやくん。そんなぜんやくんに両親は、いろいろなところに出かけていろいろな経験をさせてあげたいといいます。 ぜんやくんの退院には「おかえりなさい。よく頑張ったね!」とたくさんのコメントが寄せられていました。natsumiさんの発信によって、たくさんの人と繋がりができたことが伝わってきます。 出典:国立研究開発法人国立がん研究センター『小児がんについて』 https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/about.html
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