武者修行を経て復帰も今季のプレイタイムはわずか“1分” シティMFマカティーをパケタの後釜としてウェストハムが狙う
シティユース出身というブランドもあるのだろう
22-23シーズン、翌23-24シーズンのプレミアリーグ4試合において「意図的にイエローカードを貰おうとした」として、賭博違反の疑いをかけられているウェストハムのルーカス・パケタ。現在は調査中ということもあって、開幕からプレーを続けている。 『The Sun』によると、パケタの母国であるブラジルのボタフォゴが同選手の獲得を希望しており、ウェストハムはブラジル代表MFの退団に備えて、マンチェスター・シティのジェームズ・マカティー獲得に動いているようだ。ウェストハムは同選手獲得のため2000万ポンド、日本円にして約38億円以上の移籍金を用意している。 マカティーは2013年からシティのユースでプレイしており、2021年にトップチームデビュー。その後はシェフィールド・ユナイテッドで武者修行を行い、今季シティに戻ってきた。 しかし、11月中旬現在、プレミアリーグでのプレイタイムはわずか1分にとどまっており、満足のいく出場機会は得られていない。 インサイドハーフではイルカイ・ギュンドアンが重宝されており、先日ケビン・デ・ブライネが復帰を果たした。右サイドにはサビ―ニョがいて、年始にはオスカー・ボブが戻ってくる。インサイドハーフは特に層の厚いポジションであり、シティは来夏フロリアン・ヴィルツ、もしくはジャマル・ムシアラの獲得を狙っているとされている。 シティは選手が移籍を希望すれば基本的には容認するクラブであり、マカティーが移籍を希望し、ウェストハムがシティを納得させる移籍金を用意することができれば、マカティーの移籍は実現することになるだろう。ただ、放出したコール・パーマーは移籍先のチェルシーで大活躍しており、契約には買い戻しオプションが付けられるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部