身近な人の影響でコンテスト出場 金メダルの27歳が披露した高さのあるヒップ&締まった腹筋
2024年6月15日(土)、神奈川県民ホールにて開催されたJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)神奈川オープンフィットネス大会で、岩崎有希(いわさき・ゆき/27)選手がビキニフィットネス160cm以下級で見事優勝を果たした。 【写真】岩崎有希選手が披露した締まった腹筋&バックポーズ
「JBBF初出場だったので、どういう風に評価されるか分からなかったけれど、いい結果をいただけて嬉しいです」と大会を終えて笑顔で語った。 これまでAPF(Asia Physique Federation)のビキニモデルに出場していた岩崎選手は、「JBBFは力強い逞しい女性のイメージで、さらに力強さだけではない女性らしさも兼ね備えているイメージなんです。そこに惹かれて、今回から挑戦してみようと決めました」と話している。 トレーニングを始めたきっかけについて、「学生時代にアパレルで働いていて、好きな服を着れるようにしっかり鍛えようと思ったのが始まりです。今では筋肉が大きくなって好きな服が着られなくなりましたが(笑)」と振り返った。 さらに、身近な人にボディビルダーがいる岩崎さん。「その人の大会の観戦に行ったとき、女性選手を見て『私には無理かな……』と思っていたのですが、トレーニングを続けるにあたっての目標として大会に出てみようと決意しました」と、ボディコンテストが身近なものだった岩崎さんは次第にのめり込むようになった。 今回の大会に向け、特に脚のトレーニングに力を入れた岩崎選手。「骨盤が狭くてお尻が大きくなりにくいので、しっかりお尻に負荷を乗せる意識を持って取り組みました」と語った。現にステージ上では、引き上がった高さのあるお尻で会場を魅了していた。 減量に関しては、「周りに流されないことを意識しました。トップ選手は1200キロカロリーまで下げて減量したりする人もいますが、私は絞れやすい体質なこともあり、1500キロカロリーとって絞りました。また、自分の身体を見て、数字だけで判断しないことがダイエット成功の秘訣だと感じます」とアドバイスも添えた。
今後の目標について、「8月3日(土)の東京選手権で、トップ選手と並んでどこまで通用するのか、今後の課題を明確化させるために出場予定です!最終的には、自分の中で満足できる身体になりたいです。今はまだ30%くらいなので!」と意気込みを語った岩崎さん。今年は8月3日(土)の東京選手権までとなり、来年以降は、さらに本格的にJBBFに挑戦する。より競技レベルが高く、世界までの道も開けているJBBFでどこまで駆け上れるか、期待が膨らむ。
取材:FITNESSLOVE編集部