ロールキャベツバイクという称号を与えたい! スズキの大型スポーツバイク『GSX-8S』に試乗するよ~高梨はづきのきおくきろく。~
走ってしまえば車重もハンドリングも軽くて、400ccのバイクに乗っているような気分にもなる。これは車体がスリムなことも関係してるのかなと思ったり。左右にガンガンフリフリ倒したくなるんだよね。カーブ走行を楽しむのももちろんいいんけど、なによりストレート走行でスラロームして遊びたくなっちゃうくらい楽しみたくなるバイクだった。パイロン置いて走行タイム測る競技(ジムカーナ)みたいなのに8Sで出るのも楽しそう! 不思議なのは、排気音がいつまでもきつく聞こえないから、2速でレブリミットギリギリまで上げても、エンジンが辛く耐えてる感じがしないの。本来なら街中では3速~4速が乗りやすいはずなのに、2速で7000~8000回転まで上げて走っても、マフラー音から悲鳴は聞こえず、快適に走れちゃうせいでギヤをあげるの忘れちゃうんだよね。面白いバイクだな~。
8Sを見たわたしの第一印象は「物静か」で「クール」なイメージだったんだけど、走り出すとそこそこじゃじゃ馬なイケイケバイクだった! ガソリンはハイオク(タンク14L)なことも相まって、一時期流行ったロールキャベツ男子(見た目は草食なのに中身は肉食の意)ならぬ、ロールキャベツバイクという称号を与えたい! 見た目で中身を決め付けるのは良くないことを学んだよ。笑 …ということで本日はここまで! また8の付く日にお会いしましょ~♪
高梨はづき/hapi