アストン・ヴィラの劇的勝利かと思われたが…… 後半ATの幻のゴールにワトキンスも嘆き 「プレミアリーグならゴールになるかもしれないが……」
ユヴェントスとスコアレスドロー
CLリーグフェーズ第5節でユヴェントスと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わったアストン・ヴィラ。 [動画]劇的決勝弾は幻のゴールに アストン・ヴィラはユヴェントスとスコアレスドロー GKエミリアーノ・マルティネスのビッグセーブもあり、無失点をキープしていたヴィラは後半AT、FKからのクロスをユヴェントスGKミケーレ・ディ・グレゴリオが弾くと、そのこぼれ球に反応したモーガン・ロジャーズが押し込みネットを揺らす。劇的な決勝ゴールかと思われたが、ディ・グレゴリオと競り合ったジエゴ・カルロスのファールをとられ、幻のゴールに。 貴重な勝ち点3を獲得できるチャンスがあっただけにヴィラにとっては悔しい引き分けに。英『Daily Mail』はこの判定を厳しい判定と評しているが、ヴィラのエース、オリー・ワトキンスも「甘い判定だと思う」と語り、この判定への自身の見解を示した。 「プレミアリーグならゴールになるかもしれないが、ヨーロッパではそうではない。試合では、ゴールキーパーは審判に守られているが、私はあれはゴールだと思った。でも、スコアは0-0と書かれていたから、あれで勝てたらラッキーだったね」 「審判については慎重に発言しなければならないが、審判のやり方は違う。プレミアリーグと違って、この大会では審判が試合をコントロールしている。我々のコントロールが及ばない部分だ。その中には有利なこともあれば不利なこともある。それを受け入れなければならない」 ユヴェントスに引き分けたヴィラだが、現在は5試合を終えて9位となっており、決勝トーナメントラウンド16にストレートインとなる8位以内も十分に狙える位置にいる。残り3試合はライプツィヒ(A)、モナコ(A)、セルティック(H)と簡単な相手はいないが、次のラウンドに駒を進めることはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部