（写真：群馬テレビ）

プロスポーツ選手の技術に触れてもらおうと、先月現役を引退したザスパ群馬の細貝萌さんによるサッカー教室が２４日群馬県安中市で開かれました。 安中市が２０２２年から開いているプロスポーツアカデミー。プロの選手を講師に招き、小中学生に技術を学んでもらおうというのが狙いです。２４日の講師は、ことし９月に安中市と人材育成などで協定を結んだザスパ群馬の細貝萌さんです。教室には市内３つの中学校からサッカー部員３７人が参加し、約１時間半、細貝さんと汗を流しました。 練習メニューの１つとして、利き目をチェックするトレーニングが行われました。サッカーは、ボールの位置や味方のポジションなどを瞬時に判断することが必要で、どちらが利き目かを理解しておくことで、ボールへの反応も変わってくるということです。選手たちは片目を隠しながらボールを蹴り、左右の見え方の違いを確認していました。また３人でパスを回す練習も行われ、細貝さんは「次のプレーをイメージしながらボールを受けたりパスを出そう」とアドバイスしていました。 選手たちは、細貝さんの技術を間近で感じながら練習に取り組んでいました。