高知中央が6大会連続の花園へ 全国高校ラグビー高知県予選
第104回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞など主催)の高知県予選の決勝が10日にあった。高知中央が土佐塾を21―12で破って6年連続10回目の優勝を果たし、花園への切符を手にした。12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【川原聖史、前川雅俊】 【全国高校ラグビーの軌跡】 高知中央がフォワード戦で優位に立ち、着実に加点した。前半5分、ラインアウトからモールで前進し、連続ラックからのFWヒキラのトライで先制。後半5分にはラックからバックスにつなぎ、CTBフコフカのトライで追加点を奪い、後半15分にも再びFWヒキラがトライを決めて突き放した。土佐塾は試合終了間際に粘りを見せた。後半30分にラインアウトからSO塚田がトライ、後半34分にもFW太田がトライしたが及ばなかった。 ◇高知中央・梶山修平監督 前半は相手の粘り強いディフェンスに苦しめられた。フォワードが頑張ってチャンスを作れば、それを生かせるバックスが今年はそろった。花園では自分たちの力を出し切りたい。 ◇高知中央・平田馳空(ちから)主将 この1年、フォワードでしっかり勝負するラグビーに取り組んできた。もっと圧倒したかった。「努力を努力と思わない」が今年のテーマ。しっかりみんなで準備して、花園で1勝したい。