広島翔洋ベスト8入り 昨年のリベンジ果たす 準々決勝は皆実と対戦 全国高校サッカー選手権広島県大会決勝トーナメント1回戦
【第103回全国高校サッカー選手権広島県大会決勝トーナメント1回戦・広島翔洋2―0国泰寺(20日)】広島翔洋がリベンジを果たした。昨年、1次トーナメント4回戦で涙をのんだ国泰寺に2発快勝。先制点を挙げたFW丸本空秀は「昨年の悔しさを絶対に晴らしたかった。本当にうれしい」と笑みをこぼした。 全国高校サッカー選手権広島県大会 決勝トーナメント勝ち上がり 決定機を確実にものにした。前半26分、右CKを獲得すると、DF山崎智輝のピンポイントのクロスに、丸本が頭で冷静に合わせた。後半23分には、ゴール前のロングボールのこぼれ球にMF河津陽斗が反応。「得意の頭で、狙い通り。チームにとって、大きな2点目だった」とうなずいた。 前半からボールへの寄せで相手を上回り、中盤を支配。武田直也監督は「絶対に負けない気持ちを見せてくれた」と選手をたたえた。勢いづいたチームは、初のベスト4入りを懸け、優勝17度を誇る皆実との準々決勝に向かう。
中国新聞社