【J1優勝争い展望】ラスト6節、上位3強のスケジュールは? 広島と神戸を襲う過密日程、失速中の町田が奇跡を起こすための条件
リーグ戦に集中できる状況は...
<町田>公式戦は残り「6試合」 10/5 J1第33節 川崎(H) 10/19 J1第34節 柏(A) 11/3 J1第35節 鳥栖(A) 11/9 J1第36節 FC東京(H) 11/30 J1第37節 京都(H) 12/8 J1第38節 鹿島(A) カップ戦で敗れたとはいえ、ここにきてリーグ戦に集中できる状況はむしろポジティブ。ただ、残り試合で気になるのは36節のFC東京戦。舞台は町田にとって鬼門の“新”国立競技場で、しかも相手のFC東京はこの聖地で現在9戦無敗である。ダービーマッチは苦戦必至か。 さて、現在の勢いで判断するなら広島と神戸の一騎打ちになる可能性もある。ただ、両チームともACLなどの負担を考えると、今後失速しても不思議はない。よって、リーグ戦に集中できる町田がここから巻き返すシナリオも十分に考えられるだろう。 もっとも、町田は後半戦に入って失速している。直近の広島戦も力の差を見せつけられての完敗(0-2)。自慢の守備網があっさり破られるシーンも増え、ここまでかとの印象もある。 そんな町田が逆転優勝をするための条件はまず、次節の川崎フロンターレ戦(10月5日)での勝利になるだろう。ここで勝点3を積み上げ、翌日の10月6日にともにアウェーでリーグ戦を戦う広島と神戸にプレッシャーをかけることができれば、ひょっとしたら奇跡が起きるかもしれない。 構成●サッカーダイジェストTV編集部