最下位バレンシア、レジェンドでもあるバラハ監督を解任…今季わずか2勝
バレンシアは23日、ルベン・バラハ監督(49)の解任を発表した。 現役時代はスペイン代表としても活躍し、バレンシアでも黄金期の一員としてプレーしたバラハ監督。引退後指導者となると、2023年2月にバレンシアの監督に就任した。 2022-24シーズンはなんとか残留に導くと、2023-24シーズンは9位でフィニッシュ。更なる上を目指すことが期待されたが、今シーズンはここまで17試合を戦い2勝6分け9敗の勝ち点12で最下位。残留圏の17位レガネスとの勝ち点差は「5」という状況だ。 開幕3連敗スタートとなった今シーズンは、チームが全く浮上できず。現在もリーグ戦5戦未勝利と苦しい状況が続いている。 22日に行われたアラベス戦で年内の戦いは終了し、次は2025年1月3日のレアル・マドリー戦。クラブは解任を決断した。 クラブはバラハ監督に対し「バレンシアの歴史における主要なレジェンドの1人だ。2023年2月に加入してからは、複雑な状況を克服してチームの安定化に貢献し、昨年は実質的にチャンピオンシップ最終日までバレンシアを欧州のポジション争いに近づける競争的価値観の導入に貢献した」と功績を称え「今シーズンの成績の変動により、非常に難しい決断が必要となったが、状況を逆転させてより良い結果を達成することを目指している」と、このタイミングでの決断を説明した。
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