11月17日に3キロ、5キロ、10キロのマラソン大会が開催される香港国際空港（HKIA）の第3滑走路

　香港機場管理局（AA）は9月17日、香港国際空港（HKIA）の第3滑走路で3キロ、5キロ、10キロのマラソン大会「三●道系統十公里國際賽（Three-Runway System 10km International Race）」を11月17日に開催すると発表した。一般参加の受け付けは9月23日に始める。（香港経済新聞） 【写真】第三滑走路を走るマラソン大会についての記者会見も開催 　AAは航空需要の増大を見越して第3滑走路の整備を進めている。8月には中?道（Centre Runway）での試験飛行も行い成功裏に終わり、システム上、飛行機の発着に大きな問題がないことが証明されている。 　同イベントは、2024年末に第3滑走路が全面的に運用開始予定であることを記念して行うもので、1998年にHKIAが開業することを記念して開催した「新機場馬拉松（New Airport Marathon）」以来、滑走路でのマラソンは26年ぶりとなるが、毎年開催される香港マラソンのスピンオフ的な記念イベントとなる見込み。 　距離は、3キロ（2000人）、5キロ（2000人）、10キロ（8000人。車いす枠30人分もあり）の3種類、合計1万2030人分を受け付ける。コースについて、3キロは、滑走路南部をスタートしして、北側にある中●道に向かう。中●道では右に曲がり中?道の直線をひたすらまっすぐ走る。途中で折り返し地点があり、ゴールはスタート地点から東に少しずれた場所に設ける。 　5キロは、スタート地点から北西に向かう。中●道を超えると今度は北東に向かい、折り返し地点を過ぎると西に向かい、その後、左に曲がって南下。中●道にたどり着くと左折して3キロと同じように中●道をひたすらまっすぐ走る。折り返し地点を通過すると、ゴールまでは3キロと同じルートだ。メインの10キロは5キロのコースを2周走る。 　カテゴリーは、10キロ女子エリート（タイムリミット40分）、10キロチャレンジ（同90分）、10キロノンチャレンジ（同2時間）、5キロチャンレンジ（同1時間）、3キロチャンレンジ（同45分）、10キロ車いす（同2時間）の6種類を用意した。スタート時間は8時10分から13時半の間にカテゴリー別に設ける。 　参加資格は、5キロ・10キロ＝満16歳以上、3キロ＝満12歳以上。参加費は、10キロ＝香港市民は500香港ドル（それ以外は85米ドル）、5キロ＝同450香港ドル（同75米ドル）、3キロ＝同400香港ドル（同65米ドル）、車いすは同350香港ドル（同60米ドル）。 　一般応募は9月23日14時～27日19時にエントリーを受け付ける。応募多数の場合は抽選。発表は10月1日で、同3日までに手続きを行わなかった当選者がいた場合、同6日に再抽選を行う予定。マラソン当日は指定時間までに亞洲国際博覽館（AsiaWorld-Expo）に集合する。 　●＝足へんに包。