エルメスの食器が春のテーブルコーディネートの主役に!話題のアートディレクターが教える、春っぽさアップのコツは…
ラグジュアリーブランドのイベントやセレブリティの私的パーティなどで空間演出とお料理込みのテーブルコーディネートを手掛け、一躍話題となっているアートディレクターのhideyaさん。麗しい春の季節を日々のテーブルで和やかに楽しもうと、色から春を感じる設えをhideyaさんが提案してくれました。 【写真集】エルメスの食器がポイント!春のテーブルコーディネートとお手軽レシピ 陽光が降り注ぐhideyaさんのオフィス。今回は春ならではの心躍る華やかな設えでテーブルをコーディネートしてくれたhideyaさん。一体どのような器とお料理が登場するのでしょうか?
主役は、エルメスの美しい器
テーブルでいちばん目を引くのは、内側にも外側にも上品な色合いのグラフィカルな柄が施されたエルメスの器です。 「人によって春のイメージカラーはピンクだったりブルーだったりすると思いますが、僕のなかでは断然イエロー。そこで今回は黄色をテーマカラーに全体をまとめてみました」とhideyaさん。 骨董レベルの器や作家ものなど、和食器のイメージが強いhideyaさんですが、洋食器も好きで、こちらのエルメスの器もよく登場するのだとか。まるで花が咲いているかのような華やかさを演出します。
銘々皿は、イエローのグラデーション
銘々皿のセッティングにもエルメスの同コレクションのプレートを下皿に使い、全体として黄色のグラデーションに。お箸を載せて和洋折衷のスタイル。 ナプキンは、hideyaさんがインド伝統の刺し子の技術に着目し、自らデザインディレクションして製品化したもの。現地では通常捨てられてしまうような端切れを利用し、ナプキンとしてもハンカチとしても使えるプロダクトに昇華しています。日本の伝統や海外の工芸をリスペクトし、独自のセンスで作品化するhideyaさんのプロジェクトの一環。
複数の花器でインスタレーションのように
春を演出するもう1つの演出が花と花器。この日はゲストにプレゼントされた大輪のバラ、イブ ピアジェを見て、hideyaさんが即興でアレンジ。ポイントは、まとめて生けず、複数の異なる形の花器に1輪ずつ挿しているところ。まるで、ピンクのバラが春の訪れを喜んでいるかのようです。 花器の向こうには、フルーツボウルのように野菜が鎮座。「調理で残った食材も、見た目が可愛いのでテーブルに盛っておくんです」とhideyaさん。きれいなお皿に盛れば、立派なディスプレイに。