福島県信漁連の店舗新設へ 相馬双葉漁協の隣接地 2025年の夏までに 信用事業を譲渡で
相馬双葉漁協(福島県相馬市)は来夏までに、県信用漁業協同組合連合会(県信漁連)の金融店舗として使用する施設を同漁協に隣接する土地に建設する。 同漁協は、建物内で運営していた信用事業を7月に県信漁連に譲渡した。漁協の建物は相馬市が所有しており、信用事業を別の場所で運営する必要があるため新たな建物を建設する。完成後、県信漁連に貸し出す。 新たな建物は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積273平方メートル。業務室や現金自動預払機(ATM)スペース、相談室、会議室などを設ける。市内の建設業小野中村が工事を手がける。 地鎮祭が9月30日、現地で行われた。神事を執り行い、関係者が工事の無事を祈った。同漁協の今野智光組合長は「利用者がスムーズに手続きできる施設にしたい」と語った。 (相双版)