新NISAで注目度が急上昇、「投資運用ビジネス」の現在地
南村芳寛(なむら・よしひろ)/1966年滋賀県出身。京都大学卒業後、1988年野村證券入社。野村アセットマネジメント株式運用部長やチーフ・インベストメント・オフィサーなどを経て2021年野村ホールディングス執行役員インベストメント・マネジメント部門長(撮影:梅谷 秀司)
政府が2023年末に「資産運用立国実現プラン」を公表し、資産運用業の高度化やアセットオーナーの機能強化をうたうなど、投資運用業界に注目が集まっている。家計の資産を投資に振り向ける「貯蓄から投資へ」が進む中、効果的な運用が行われているかが一層問われているからだ。政府が発表したプランでは大手金融グループに対して、資産運用ビジネスの経営戦略上の位置づけを明確化することなどを求めている。当事者はどのような取り組みをしているのか。証券最大手の野村ホールディングス(8604)でこの分野を担当するインベストメント・マネジメント部門長の南村芳寛氏に話を聞いた。
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高橋 玲央