20日日中にかけても 秋田県・山形県 「線状降水帯」発生の可能性
20日明け方に秋田県沿岸では、線状降水帯発生しましたが、20日日中にかけても、秋田県や山形県では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
秋田県・山形県 20日日中にかけて「線状降水帯」発生の可能性
仙台管区気象台は20日6時28分、大雨に関する東北地方気象情報を発表しました。20日明け方に秋田県沿岸では、線状降水帯発生しましたが、20日日中にかけても、秋田県や山形県では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。 20日6時から21日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 東北日本海側 150ミリ 東北太平洋側 80ミリ その後、21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 東北日本海側 120ミリ 東北太平洋側 100ミリ です。 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯発生予測がでたら
半日程度先に「線状降水帯」による豪雨の可能性があると呼びかける情報を気象庁が発表した場合は、発表対象となった府県のどこかで、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。以下のような行動をとるようにしてください。 ①いつもより大雨災害が起きる可能性が高い状況だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで気象情報をこまめに見るようにしてください。 ②川の近くや土砂災害の危険のある地域にいる人は、避難する可能性があると考え、自治体から発表される避難情報に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。 ③避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。感染症対策として、消毒液やマスクなども用意してください。感染が心配な方も、避難所の感染症対策は進んでいますので、他の避難先が思い浮かばない場合はためらわず避難所に避難してください。
日本気象協会 本社 日直主任