ド軍は今オフも「強化し続ける」 最強守護神獲得を地元メディア提言「完璧にフィット」
ブルワーズの守護神ウィリアムズ獲得を提言…交換要員の1人は二塁手のラックス
今季ワールドシリーズを制したドジャースは黄金時代構築へ向け、更なる補強へ向かうようだ。地元メディア「ドジャースネーション」は「昨冬に10億ドル(約1554億円)以上を費やしたが、再び積極的に動きロースターを強化し続ける」と指摘。トレードでギャビン・ラックス内野手を放出し、ブルワーズの守護神デビン・ウィリアムズ投手の獲得を提言している。 【写真】胸元ぱっくりドレスにバット…大谷に被弾した右腕と仲睦まじい美人妻 米メディア「ドジャース・ネーション」はノア・カムラス記者の記事を掲載。今季は内外野複数ポジションを守ったムーキー・ベッツ内野手が、来季は内野に固定されること、ポジションは二塁が有力であることを伝えた。 ドジャースではベッツ、ラックス、ミゲル・ロハス内野手、トミー・エドマン内野手は二塁または遊撃をこなせる。ただ、ブルワーズからFAとなった遊撃手のウィリー・アダメス内野手との契約も噂されているほか、遊撃手としての守備力はロハスとエドマンがより優れた選択肢と見られている。このため、現時点では「ラックスが(構想から)外れそうだ」としている。 26歳のラックスは2016年MLBドラフト1巡目でドジャースに入団した選手で、球団は「ドジャースは残留させたいと考えている」と言及。しかし、外野の攻撃力強化や投手陣の補強が優先事項のため「ラックスは完璧なトレード候補である」と分析している。二塁の定位置を得た今季は139試合で打率.251、10本塁打をマークしていた。
ウィリアムズは「リリーフ陣の最後尾に完璧にフィットするだろう」
ホワイトソックスのギャレット・クロシェット投手らとの複数トレードの可能性もあるとした上で、「ラックスとドジャースにとってさらに理にかなったトレードがある」と指摘。ブルワーズのウィリアムズらとの複数トレードの目玉として含まれるべきだと述べている。 30歳のウィリアムズは2020年に新人王、同年と2023年にナ・リーグの最優秀救援投手賞(トレバー・ホフマン賞)に輝いている。今季は故障の影響で7月下旬に復帰し、22登板で1勝0敗14セーブ、防御率1.25をマークした。宝刀チェンジアップは「空気をねじ曲げる」という意味の「エアベンダー」と称される。来オフにFAになる見込みだ。恋人のマギー・バドックさんが話題になったこともある。 同メディアが提案するのは1対3の交換トレード。ドジャースはラックス、ピーター・ヒューベック投手 ペイトン・マーティンを放出し、ウィリアムズを獲得するという形だ。「ドジャースは球界屈指のリリーフ投手を獲得できる。通算防御率1.83り、ルーキーイヤー(2019年)以外は1度も防御率が2.50を超えたことがない」と説明。「マイケル・コペックとともにクローザー、または8回のオプションとしてリリーフ陣の最後尾に完璧にフィットするだろう」と述べている。果たして強力守護神を獲得するのか。今後の動向が注目される。
Full-Count編集部