“ちょこっと防災”のススメ……「水道水」保存、長持ちさせるワザ 断水で役立つモノ、停電時の猛暑対策も
■各家庭の台所にあるアレで水の節約に
山崎アナウンサー 「2つ目のポイントは、災害時にも使えるモノ。台所にあり、水の節約に役立ちます」 山崎アナウンサー 「ボウルに水をためておくなどですか?」 富田解説委員 「東京都の防災ブックでも紹介されていますが、食べ物を保存する時などに使うラップです。どの家にも普段からあると思いますが、これが災害で断水になった時に役立ちます」 「実際にどう使うか、やってみました。使っていないお皿をラップで覆うだけで、料理を載せてもお皿が汚れないということで、食事の後にお皿を洗う必要がなくなり、水の節約になります」
■ねじると丈夫なひもになるラップ
市來アナウンサー 「こういった知識を頭の片隅に入れておくだけで、いざとなった時に『あ!そうだった』と思い出せますし、慌てずにすみますよね」 富田解説委員 「実際に断水が長引いた能登半島地震の被災地でも、こういう(ラップの)使い方で水を節約した方がいたということです。ラップは他にも便利なことがあります。ねじると結構丈夫なひもになるので、モノをまとめる時や、洗濯物をかけて干す時にも使えそうです」
■災害時に役立つ、家庭にあるモノは?
山崎アナウンサー 「ラップはどのご家庭にもあると思いますし、他にも家庭にあるモノが災害時に役立ちます。『東京くらし防災』では、ゴミ袋、ジッパー付きの袋、粘着テープが挙げられています」 「ゴミ袋は切り込みを入れてかぶると、それだけで快適なレインコートになります。ジッパー付きの袋はもちろん食べ物の保存にも使えますが、とっさの時に貴重品を入れるのに使ったり、においがきつい物も中に入れて密封しておいたりもできるということです」 森アナウンサー 「赤ちゃんがいるとおむつがありますしね」 山崎アナウンサー 「粘着テープも使い勝手がよく、壊れた壁の補修などにも使えますし、油性ペンなどでテープの表に書くと、メッセージを書き残しておく伝言メモとしても使えます」 刈川キャスター 「災害時はパニックになってしまって、なかなかこれを思いつかないこともあるので、今のうちにアイデアを持っておくのもいいですね」