Amazonの配送拠点が鹿児島に! メディア初公開 「翌日配送」「置き配」増える
鹿児島放送
インターネット通販の大手アマゾンの配送拠点が新たに鹿児島に設置され、9月から稼働しています。20日、報道陣にその内部が公開されたので「潜入」してきました。 鹿児島市南栄にある巨大な建物。このほど新たに設置されたアマゾンの「デリバリーステーション」です。 その内部が、20日に初めて公開されました! 【リポーター 下鶴琴音】 「おなじみのこの段ボール。アマゾンで注文した荷物がこちらで仕分けされて、積み込まれます」 アマゾンの「デリバリーステーション」は、注文を受けた商品を全国の物流拠点から集め、周辺地域ごとに仕分けして届ける起点となる場所。鹿児島県内では初の開設です。多いときには1日数万個の荷物が配送されます。 では、拠点ができることで何が変わるんでしょうか。 まずは、「翌日配送」です。 配送網の拡大により鹿児島市、日置市、姶良市では700万点以上の商品を翌日に受け取ることができます。 そしてもう1つは「置き配指定サービス」。 商品を受け取るために在宅する必要のないサービスで、玄関先やガレージなど好きな場所を指定できます。 さらに、慢性的な人手不足で働き手の確保が難しい中、アマゾンと直接業務委託契約を結んだ個人事業主が配送する「アマゾンフレックス」の運用も始まっています。 子育てと祖母の介護をしながら働いている鹿児島市出身の知識佳穂理さんもその1人です。 【Amazonの配送ドライバー 知識佳穂理さん】 「元々タクシーの運転手をしていて、自分のライフスタイルに合わなかった部分もあって、運転自体が好きだったので運転つながりで探したのが配達だった。自分の時間に合わせて仕事が組めるのですごくやりやすく、自分に合った仕事だと思ってやっている」 配送ドライバーには軽貨物車を持つ20歳以上など複数の条件が必要です。 このデリバリーステーションは現在、全国に65ヵ所あり、鹿児島は九州で6ヵ所目です。 【アマゾンジャパン 辻高孝 地域責任者】 「様々なライフスタイルの方がいて、我々のサービスの利便性を必要としている方が増えている。鹿児島の皆様の生活の一助となっていければ」