安定したかんきつ栽培に向け、GCFへの協力を呼びかける伊予中の生徒

　伊予市上野の伊予中学校が地域と連携して育てるかんきつの安定栽培に向けて、設備整備の資金を調達するため、ふるさと納税制度を活用した市のガバメントクラウドファンディング（GCF）で協力を呼びかけている。目標額は400万円で、2025年2月5日まで受け付けている。 　食育プロジェクトの一環で22年度に当時の2年生が苗木を校庭に植えた。生徒は協力して草取りなどをし、JAえひめ中央や地域の農家も施肥や消毒などで支援。樹高1・8メートルほどに育った。 　25年には実を付け、26年からは本格的な収穫が見込まれるが、大量の水を引き込んだり、風雨から果実を守ったりする設備が必要となる。