東京医科大の常務理事らが会見(全文1)当該学生の地位剥奪は好ましくない
文部科学省の私立大学支援事業をめぐり、東京医科大学が前局長の息子を不正に合格させたとされる問題で、同大と内部調査委員会が7日午後、それぞれ都内で記者会見し、内部調査の結果とそれを受けた大学の対応について説明した。 午後2時からの内部調査委の会見には、委員長の中井憲治弁護士、植松祐二弁護士、伊藤英之弁護士が出席。午後5時からの大学側の会見には、同大の行岡哲男常務理事、富澤啓介学長職務代理、田辺総合法律事務所の鈴木翼弁護士がそれぞれ出席した。 報道によると、同大の入試では、女子受験者や3浪以上の男子受験者を不利にする得点操作がなされていたとも報じられている。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京医大の入試不正 内部調査委と大学側がそれぞれ会見」に対応しております。
登壇者の紹介と資料の説明
司会:本日はお忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。定刻になりましたので、これより記者会見を始めさせていただきます。本日は文部科学省大学支援事業と本学の入学試験における不正問題に関する調査報告書を受領しましたこと、ならびに本学の今後の対応についてご説明をさせていただきます。申し遅れましたが私は司会を務めます、事務局長の【コバヤシ 00:01:34】でございます。まず初めに会見者を紹介させていただきます。 中央、学校法人東京医科大学常務理事の行岡哲男でございます。次に皆さまから向かって右手、学校法人東京医科大学学長職務代理の宮澤啓介でございます。また、向かって左側は田辺総合法律事務所の鈴木翼弁護士です。内部調査報告書については田辺総合法律事務所により、本会見の前に皆さまにご説明させていただいておりますが、本学の説明に関連しまして、調査および調査報告書に関してのご質問等もあろうかと思われましたので、本日は同事務所の鈴木弁護士に同席をいただきました。なお、鈴木弁護士は以前より本学の顧問弁護士を依頼していましたことから、今回の調査チームには参加していませんことを付け加えさせていただきます。 続きまして皆さまにお配りしております資料について確認をさせていただきます。皆さまのお手元には内部調査報告書と本日のステートメントをお配りしております。お手元の資料に不備があるという方はお申し付けください。あらためて資料をお持ちいたします。よろしいでしょうか。それでは説明をさせていただきます。