娘の「寄り目」、SNSの指摘受け病名公表した母 前向く母子の姿に446万再生「メガネ姿も可愛い」
■治療できること可愛い眼鏡があること、公表したことで届いた感謝の声
――目に見える症状や病気は、どうしても周囲からの視線を集めやすく、それが当事者やご家族を傷つけたり、負担になることも多々あります。今回の娘さんの“目の症状”の公表についても「心配のコメントやDMをもらうこと」がきっかけになったとありました。改めて、公表を決意するまでのお気持ちと、経緯についてうかがえますか。 「これまで道端で知らない方から『テレビばっかり見せてるからや!』『こんなちっちゃいのにメガネかけてかわいそうに…』などと言われたことがあります。腹が立ちましたが、相手にすることなく、ただ、思いはくすぶったまま日々を過ごしていました。そんな中、最近はネットでも指摘がくる。もちろん、心配してくれる声は嬉しかったのですが…」 ――周囲に理解を求めるための公表だった。 「そうですね。つーちゃんのことをちゃんと知って欲しい、そして親も娘も一緒になって治療に取り組んでいるのだというのを知って欲しい、その気持ちの2つがありました」 ――投稿には大きな反響があり、同じように幼少期から遠視・弱視などを患っている当事者やその保護者から多くのコメントが寄せられていました。改めて、公表した後の今のお気持ちについてお聞かせください。 「弱視だと言われると一生、目がほとんど見えないんじゃないかと思う人って結構いると思うんです。私もそうでしたし。ですが眼鏡で治療できることや、とても可愛い眼鏡があることを発信したことでたくさんの方からお礼を言われたのは嬉しかったです。また、この動画を全員の方が見るわけではないので、いまだにコメントなどでより目について言われますが、フォロワーの方々が私の代わりに『つーちゃんは弱視なんだよ』と教えてくださっていて助かります。つーちゃん自身も初めてメガネ姿を披露して、『可愛い可愛い』と言われたことをとても喜んでいましたし、総じて公表してよかったなと思っています」