キャンドル・ジュンさんも審査した『ケイタ・キャンドルさん』の黒いキャンドル「やりすぎちゃったぜ。掘る削るは破壊に近いような感じ」
東北放送
自らデザインしたキャンドルを制作したりイベント会場をキャンドルで装飾したりするアーティストが仙台市内にいます。人の心を温めるキャンドル作りに取り組む男性を取材しました。 【写真を見る】キャンドル・ジュンさんも審査した『ケイタ・キャンドルさん』の黒いキャンドル「やりすぎちゃったぜ。掘る削るは破壊に近いような感じ」 ■ケイタさんとキャンドルの出会いは キャンドルアーティストのケイタ・キャンドルさんです。 仙台市太白区にあるアパートを工房にして自らデザインしたキャンドルを制作しています。 ケイタさんがキャンドルと出会ったのは17年前。東京でアパレルの仕事をしていた時でした。 ケイタ・キャンドルさん: 「日本を代表するキャンドルアーティストさんが大きいキャンドル火を付けてて、見たことなくて大きいキャンドルを単純に綺麗だなーって。そこから自分もキャンドルに興味持ち始めて」 ■型を取ったロウを削るのがケイタさんの流儀 その後資格をとり、3年前から仕事として自らキャンドルを作るほか、イベントなどを盛り上げる空間デザインの活動をしています。型を取ったロウを削り、表情を出していくのがケイタさん特徴です。 この日は新た作品作りに取り組みました。 ケイタ・キャンドルさん: 「10月の大会のエントリーに作る黒いキャンドルです」 国内外のキャンドル・アーティストが集まる世界規模の大会に出品します。去年は惜しくも賞を逃しました。 ■黒いキャンドルは難しい、そのワケは… ケイタ・キャンドルさん: 「自分の中で黒は難しい。暗ければ暗いほど光を通さないんで。これ黒なんですよ」 去年も挑戦した黒。しかし、前回は掘ると黒の濃さが足りず元々のロウの白い色が出てきてしまいました。 ケイタ・キャンドルさん: 「色の出し方とかがイマイチ。頭の中でシュミレーションしながら、色身を研究してやったのが今年の作品」 色を出すのが難しい黒。配合も慎重に進めていきます。 今年は、去年出すことができなかった黒色を出すことができました。 ■掘る削るは、破壊に近い ロウを削る、一刀一刀に力が入ります。しかし時には…。 ケイタ・キャンドルさん 「やりすぎちゃったぜ。掘る削るは、破壊に近いような感じでもあるから、バランスがあってないようなもんで自分でも分かんなくなるときある」
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