HARIO、京都に直営カフェ 国の重要伝統的建造物群保存地区に開業 京町屋を一部改装し坪庭を眺めながらリラックスできる空間
HARIO社は7月8日、京都に直営カフェ「HARIO CAFE 京都店」をオープンした。 場所は石塀小路(いしべこうじ)。八坂神社や高台寺の近くにある石畳と石掘が美しい小道で、明治末期から大正時代にかけて形成された。 この京情緒漂う路地による空間は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
観光地であり由緒ある場所での直営カフェの展開によりブランド力を高めていくのが狙いとみられる。 同店は、京町屋を一部リノベーションし、坪庭を眺めながらリラックスできる空間となっている。 HARIOの器具で淹れたスペシャルティコーヒーや紅茶が楽しめるほか、それらのコーヒー・ティー器具を実際に使用して購入することもできる。 「HARIO CAFÉ」オリジナルの製品も販売している。 店内では、HARIOが職人の手仕事技術継承のために作り始めた「HARIO Lampwork Factory」のガラスアクセサリーも販売している。 「関西エリアでは初めての店舗となり、修理の受付や店舗限定デザインのアクセサリーも用意している」(HARIO社)という。