災害時協力で連携協定 みやき町とミスターマックスHD 食料や日用品の供給、駐車場を避難所として提供など
みやき町は1日、ディスカウントストアを展開するミスターマックス・ホールディングス(本社・福岡市)と、災害時の生活必需品の供給や駐車場を車両の避難所として活用することに関する連携協定を結んだ。 対象店舗は、同町白壁のミスターマックス北茂安店。地震や風水害が発生する恐れがある際や発生時に、食料や飲料水、衣類、日用品などを町の要請に応じて供給する。駐車場については営業に支障がない範囲で車の避難所として提供し、トイレや洗面の使用も許可するという。同社が自治体と車両避難に関する協定を結ぶのは県内では初めて。 みやき町庁舎防災センターであった締結式で、岡毅町長は「町民の生命や財産を守る一助になることを確信しており、大変ありがたい」と述べ、同社の鳥越寛上席執行役員は「自然災害が増えている中、地域を支えるインフラとして多くの社会課題の解決に積極的に取り組みたい」と話した。(井手一希)
井手一希