【日産ノートが3ランクアップ】2024年9月期登録車新車販売 トヨタ・ヤリスが4カ月ぶりの首位
2024年9月期、登録車新車販売の車名別ランキング
日本自動車販売協会連合会は、2024年9月期における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。 【写真】改良が行われた日産ノート・オーラNISMOをみる (74枚) ■2024年9月期 登録車通称名別新車販売トップ10 1位 トヨタ・ヤリス:1万3047台 2位 トヨタ・カローラ:1万2822台 3位 日産ノート:1万831台 4位 トヨタ・ルーミー:1万495台 5位 トヨタ・シエンタ:1万33台 6位 ホンダ・フリード:8943台 7位 トヨタ・ライズ:8680台 8位 日産セレナ:8270台 9位 トヨタ・プリウス:7771台 10位 ホンダ・フィット:6677台 登録車の9月期の車名別ランキングは、生産・出荷を再開したトヨタ・ヤリスが前年同月比22.3%減ながら1万3047台を販売して、4カ月ぶりのシェアトップに就く。 続く第2位には同1.1%減の1万2822台にとどまったトヨタ・カローラが1ランクダウンで、第3位には6月にオーラのマイナーチェンジを図った日産ノートが同5.7%増の1万831台を達成して3ランクアップで位置。 また、第4位には同2.1%減ながら1万495台を売り上げたトヨタ・ルーミーが前月と同位で、第5位には同13.6%減の1万33台を登録したトヨタ・シエンタが2ランクダウンで入った。 以降はホンダ・フリード、トヨタ・ライズ、日産セレナ、トヨタ・プリウス、ホンダ・フィットの順で続き、トップ10のうちトヨタ車が前月から1車種減って6車種、日産車が前月と同じ2車種、ホンダ車が前月から1車種増えて2車種という結果となった。
トップ10以降は?
SUVおよびクロスオーバーモデルの好調さが続く一方で、全面改良および一部改良を行ったモデルの伸びが目立った。 4月にクロスオーバーの一部改良を図ったトヨタ・クラウンは前年同月比116.9%増の5897台を記録して第14位に、5月に商品改良を実施したホンダ・ヴェゼルは同6.3%増の5833台を売り上げて第15位に、4月に250シリーズを発売したトヨタ・ランドクルーザーワゴンは同28.5%増の5779台を販売して第16位に位置。 また、3月に販売を開始した新型コンパクトクロスオーバーSUVのホンダWR-Vは3545台を登録して第21位に、値上げ前の駆け込み需要があったホンダZR-Vは同39.9%増の3381台を販売して第23位に、6月に商品改良を行った日産エクストレイルは同44.9%増の2760台を記録して第26位に、4月にSTIスポーツのブラックインテリアセレクションなどを新設定したスバル・フォレスターは同23.2%増の2606台を成し遂げて第27位に入る。 さらに、7月にHVモデルの出荷を再開したダイハツ・ロッキーは同5.7%増の1731台を売り上げて第37位に、7月にマイナーチェンジしたマツダCX-30は同267.3%増の1473台を達成して第38位にランクインした。 なお、2024年度上半期(2024年4月~9月)の登録車新車販売の車名別ランキングトップ5は、生産・出荷を一時停止していたトヨタ・ヤリスが前年同期の首位から第2位(7万3052台)に陥落し、代わってトヨタ・カローラ(7万7030台)が首位に立つ。以降はトヨタ・シエンタ(5万8645台)、日産ノート(4万8339台)、トヨタ・ルーミー(4万2891台)という順位となった。
大貫直次郎(執筆) AUTOCAR JAPAN(編集)