水源涵養活動はゲリラ豪雨による土砂災害を防ぐことにも貢献 里山復元へコカ・コーラ社員と八王子市長が現地入り
コカ・コーラ社内での水資源保全への機運醸成にもつなげる。 CCBJIの金澤めぐみコミュニケーション戦略統括部統括部長は「コカ・コーラ『森に学ぼう』プロジェクトは八王子では初開催となる。自然と水の大切さ、環境保全の意義などを社員に実感してもらい今後の活動につなげていきたい」と意欲をのぞかせる。 木々や自然と触れ合うことでストレス解消の可能性に触れるのは、森のライフスタイル研究所の竹垣所長。外部データを引き「生活の空間に木が3割あると心地よいとされ、森の中で3時間活動するとストレスが解消されるとされる」と語る。
この日、大雨のため、場所を上川の里近隣の施設に変更し、竹垣所長による座学や木工作体験が実施された。 木工作では、社員おのおのが、上川の里で伐採された輪切りのヒノキをやすりがけし「コカ・コーラ」コンツアーボトルの焼き印を押し合っていた。 なお、日本のコカ・コーラシステムはかねてより、水源涵養ほか、製品製造における水使用量削減、製品過程で使用する水の循環に取り組んでいる。 特に水源涵養は、2016年に国内平均で水源涵養率100%を達成し、現在は平均で300%以上に上る。 全国21工場の中で唯一水源涵養率100%に到達していない多摩工場周辺流域を強化することで、平均ではなく、全21工場で水源涵養率100%を目指していく。