「子どもへのクリスマスプレゼントを節約する」。3児の母がそう語った理由とは(海外)
オーストラリア在住の3児の母サラさんは先日、「子どもたちへのクリスマスプレゼントは節約する」とTikTokで発信しました。「中古品をプレゼントにする理由」について説明し、注目を集めています。 【動画】サラさんが紹介した中古品のプレゼントがこちら
発端は、11月13日に投稿した1本の動画です。 3人の子どものプレゼントを総額150豪ドル(約1万5000円)で買いそろえるというサラさん。第一弾として 1400円分の購入品を紹介しました。おもちゃや絵本、洋服など、それぞれ異なるプレゼントを子どもたちのために買ってきたようです。 サラさんは動画で、プレゼントを節約する理由をこう説明しました。 「特に、小さな子どもがいる家庭では多くのお金を使う必要はありません」 「子どもたちはプレゼントを開けるのが楽しみなのであって、中身が何であるかはまだ重要じゃないんです」
コメント欄には、「本当にその通り」「かしこい選択だと思う」など称賛のコメントが寄せられました。 しかし一部からは、「中古品は贈り物じゃない」「あなたは高価な服を着ているのに、子どもたちには中古品だなんて残酷だと思う」など否定的な意見も上がりました。
サラさんはこれに対し、続きの動画で反論。 「私に寄せられた批判はつまり、“私は子どもたちにお金を使う価値がないと思っている”という指摘です」 「でも私は、節約することの方がむしろ価値があると思います」 「子どもたちそれぞれに合った商品を見つけるために、時間や体力、努力を惜しまないからです」 「リサイクル店に入って、ただ陳列棚から適当に選んでいるわけじゃない。何個もお店を回って、子どもたちがよろこぶものを見つけるためにくまなく探しています」
地元メディアへの取材に、昨年はプレゼントに1000ドル(約9万5000円)を費やしていたと明かしたサラさん。モノを再利用することについてこう語ります。 「リサイクルされたモノは汚いわけでも、劣っているわけでもありません。しっかりしているし、お金を節約するすばらしい方法なんです」 「人々が考え方を変える必要があります。リサイクル品を買って、捨てられるモノの数を減らすことは、理にかなった行為です」 サラさんは別の動画でもこう話していました。 「リサイクルや中古品に対するネガティブなイメージを払拭したいと思っています」 「ある人のゴミは他人にとっては宝物になり得るんです。それは多くの中古品に当てはまることです」
BuzzFeed Japan