緑目立つイチョウ並木に春を実感・大阪市中央区の御堂筋
11日の近畿地方は雲が多いながらも高気圧に覆われ、晴れ間が広がる気持ちのいい天気となった。大阪市内では造幣局の桜の通り抜けが見ごろを迎えているが、同市内のメーンストリート御堂筋では、名物となっているイチョウ並木で緑の若芽が成長を続け、新しい春を感じさせている。
晴れのもと緑のイチョウ並木のもとを歩く
大阪管区気象台によると、同日午後4時までに大阪市内の最高気温は15.8度。最低気温は10度を、ここ数日の寒さからは暖かくなってきている。 大阪市中央区北久宝寺町の御堂筋では、緑のイチョウ並木の下を気持ちよさそうに歩く人たちの姿が多く見られる。乳母車を押していた同区の20代の女性は「雲は多いけど、久しぶりに晴れた感じですね。先週だったらお花見が楽しかったのになぁって思いますね」と苦笑しながら、近くの本町駅へ向かっていった。 同気象台によると、12日は高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷が接近するため、次第に雲が広がるという。