新田恵利 講演会「生きてこそ命」の司会を担当「最期まで生き抜くだけで人生は100満点なのかも」
淑徳大総合福祉学部客員教授で元おニャン子クラブの新田恵利氏が司会進行で、昭和の旅人・天野雅博氏と、「警察24時」などで「リーゼント刑事」として周知された元徳島県警警部で犯罪コメンテーターの秋山博康氏のW講演会「生きてこそ命」が4月19日に埼玉県川越西文化会館(メルト)で開催される。 新田は「『早く死にたいねぇ~。ピンピン・コロリとね』と笑って話すシニアは何と多いことでしょう。でも、介護が必要となり、本当に死が近づいたことを実感した時、本人も周囲もその言葉を避けます。残された命と時間が大切に思える…最期まで生き抜く。それだけで人生は100満点なのかもしれませんね」と語る。 天野氏は「ミサイルが飛び交う中でたくさんの尊い命が奪われて逝く。逃げ惑う子供たちに大人。空腹に耐え、寒さに耐え、明日の命に希望を託す。そんな中でも、自殺者はゼロだと驚きを隠せない。小学生の未来ある子供を殺害し母親自殺。子供2人を連れ親子3人電車に飛び込む。これが今の日本。日本の心をお腹いっぱいにを掲げ、ぼくは全生命力体をぶつけ話したい。生きてこそ命。人と人、心と心、生きてこそ命を呼びかけて」と話す。 秋山氏は「私は42年間の警察人生を歩んできて、そのほとんどが第一線の事件捜査を担当してきました。数多くの尊い命と向き合ってきました。犯罪死、事故死、自死等等、全て状況や環境が異なります。他殺を例に挙げても、犯人の動機と犯行方法によって被害状態が違います。しかし、命の尊さは同じです。最近、闇バイト強盗が社会問題となっています。中には安易に被害者の命を奪っています。私は今回の講演で事件現場で見て感じた命の尊さを語りたいと思います」と述べた。
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