角田裕毅「Q3に進んだ瞬間の歓声は響きました」ファンの応援に感謝…決勝での鈴鹿初入賞に照準「トップ10を目指す」|F1 TIME PLUS
2024年のF1第4戦日本GP予選を終えて、3レース連続の予選Q3進出、10番グリッドを獲得した角田裕毅がコメントを発している。 【動画】角田裕毅が日本GP予選Q2で渾身のアタック!3戦連続でのQ3進出 予選終了後『DAZN』のマイクに対して角田は「今までの日本グランプリより少しプレッシャーを感じた」と、率直に重圧もあったと明かしている。インタビュアーは先輩レーシングドライバーの笹原右京氏が務めた。そのインタビューは『DAZN』の『F1 TIME PLUS Suzuka Day2』で公開されている。 「まあ責任感っていうか。でもその中でもQ3に進めたから良かったです。今までより少し苦戦した予選だったので、バランスもちょっと苦しみました」 「その中でも最大限活かして、日本のファンの皆さんの前でQ3に行けたのは、自分にとってポジティブです」 角田は予選10番手。僚友ダニエル・リカルドはすぐ後ろの11番グリッドからレース開始となる。角田は「チームとして、ダニエルもトップ10に近いので、うまくやったんじゃないかなと思います」と語り、10&11番手からのレース開始がチームとしても前向きだと語った。
金曜日の午後に雨が降ったこともあり、多くのチームがプログラムを順調に遂行できなかった。笹原氏は「ロングランなど、雨が降ったためにあまり多くできてないところはあるかもしれないですが、決勝レースに向けてはどんなプランを立てていますか?」と質問。 すると角田は「特にプランはまだ決まってないですけど……」と語りつつ、決勝レースでの躍進を誓った。 「まずはスタート1周目、クリーンにあの順位を抑えることができるのか、もちろんポジションを上げることができたら最高ですけど、(鈴鹿は)オーバーテイクが難しいので、できるだけクリーンに1コーナーを抜けて。あとは過去3戦を見る限り(RBのマシンの)デグラデーションはそこまで苦戦していない」 「苦戦するところもあるけど、コンスタントにパフォーマンスを発揮できているので、そこまで心配はないですけど、最大限準備していきたいと思います」 そして角田はファンへ感謝のメッセージを口にするとともに、7日の決勝に向けて意欲を示している。 「本当に応援ありがとうございます。(予選)Q3に進んだ瞬間の歓声は響きました。皆さんから、サポートのエネルギーも伝わりました。その中でQ3まで進めたから良かったです。本当、皆さん応援ありがとうございます」 「僕の目標であるポイントを取る第一歩に、今回繋がった。そのチャンスを最大限活かして、トップ10を目指していけたらと思います。応援お願いします。そして一緒に楽しみましょう!」
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