石丸伸二氏「経済のため、私たちのための政治を」 都知事選・第一声
20日告示された東京都知事選には、過去最多となる56人が立候補を届け出た。多くの候補者は初日から夏空の街頭に繰り出し、山積する都政の課題に対する政策を訴えた。1150万人あまりの有権者は、首都・東京のかじ取り役を誰に託すのか。7月7日の投開票に向けて、17日間の舌戦が幕を開けた。【西本紗保美、安藤いく子、斎藤文太郎】 【写真で見る】立候補者56人に…都知事選のポスター掲示板 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は、東京メトロ・赤坂見附駅前での街頭演説で「覚悟を決めて完全無所属で出た」と語り、しがらみからの脱却を訴えた。「政治のための政治ではなく、経済のための政治、私たちのための政治を始めていきたい。皆さんの出番だ」と言葉に力を込め「東京の未来、日本の未来のために力を貸してほしい。私たちが東京を動かしていこう」と呼びかけた。