《落選してほしい議員ランキング》「殿さま気取り」猛批判の杉田水脈を抑えた断トツの1位
堂々の第1位に輝いたのは、麻生太郎(84)(自民党)。
「余計なことばかりする」
「裏で操っている感じがして嫌悪感しかない」(神奈川県・51歳・女性)、「ただ権力を持ちたいだけ、すがりついてるだけにしか見えない」(香川県・66歳・男性)、「高齢でいつまでも殿様気取り」(茨城県・60歳・男性)、「なんの役にも立たず常に偉そうな態度。国民のことは頭にない」(滋賀県・65歳・男性)、「庶民感覚とかけ離れている」(宮城県・55歳・男性)と、150票もの票を集めた。 「このダントツの票を見ると、どれだけ嫌われているかわかりますよね。彼は今までどんな政策をもってどんなことに尽力してきたかというと、具体的なことが何もない。 例えば何か法案を作り上げたということがまったくない。この人の議員としての実績は、なんだかんだ言うだけ。先日も台湾を『国』と呼んで日中関係に水を差したり、余計なことばかりする」 有権者にこれだけ嫌われながら、政界で長く地位を保ち続ける理由は何なのだろう。 「国民の冷静な判断とは違い、政界には麻生シンパが山ほどいる。というのも彼は人たらしで、結婚披露宴でこの人と同じテーブルになるとあっという間に魅了されるというくらい座持ちがいい。半径1メートル内に近づいた人は一発でファンにさせられてしまうとか。政治は古狸がするものだとよく言うけれど、その象徴だと思う」 落選を強く望まれる嫌われ者の議員たち。国民の思いは届くのか。「なかなか難しいでしょうね」と大谷さん。 「落ちてほしいと思うにもかかわらず、選挙のフタを開けるとまたも国会の門をくぐる。やはり小選挙区比例代表という選挙制度に大きな問題があると思います。制度を変えなければいけないけれど、実際に変えるのはこの人たちだから、自分に都合の悪いことをするわけがない。だから有権者が賢くならなければいけない。変える努力をしていかなければいけないと思います」 間もなく迎える投開票。その結果はいかに――。 取材・文/小野寺悦子