【陸上】走り幅跳び・橋岡優輝 届かなかったメダルまでの11センチ「今なら手は届く」と決意
陸上・走り幅跳びのパリ五輪代表、橋岡優輝選手が5日、日本テレビの取材に応じ、五輪へ向けた意気込みを語りました。 22年ぶりの室内日本新記録をマークした橋岡優輝選手 6月28日~30日に開催された日本選手権で優勝し、2大会連続となる五輪出場を決めた橋岡選手。 東京五輪では、日本勢37年ぶりとなる入賞で6位となるも、「不完全燃焼だった」と悔しさをにじませていました。 メダルまでは、わずか11センチ。「もうちょっと近づくことはできたと思うが、(当時は)たぐり寄せられる力がなかった」と振り返りました。 メダルに届かなかった“11センチ”について、「確実に縮まっているとは思います」と語り、「今ならそこに手は届くだろうし、それ以上のところまでいける自信はあります」と、力を込めました。 「橋岡選手にとって走り幅跳びとは?」という質問に対しては一言、「趣味です」と即答。「好きで強くなりたい。気負わずに、誰よりも楽しんでやりたい」と競技への思いを語った、橋岡選手。 2022年の秋からアメリカに渡ると、助走を中心に強化。「強くなるために全部やる」と、自身の引き出しを増やすため、自力を磨いてきました。 パリ五輪へ向けては、「悔いが残らないように。これ失敗したら4年後なので。燃え尽きても、やりきりたいと思う」と確固たる決意を語った橋岡選手。 パリ五輪の男子走り幅跳びは、8月4日に予選、6日に決勝が行われます。