重鎮2人の引退で過去最多7人が立候補 混戦の京都1区の戦いは(京都1区)【衆院選2024】
■立憲・平竹耕三さんは、古巣の市役所前で裏金問題への怒りを
立憲民主党からは、地方公務員を勤め上げた大学教授。平竹耕三さん(65)。 慣れないマイクを握った初めての街頭演説は、古巣の市役所前で、裏金問題への怒りを口にしました。 【立憲民主党・平竹耕三候補】「自民党が勝利をすれば裏金問題がうやむやのまま終わってしまう。それで本当にいいのでしょうか。政治は国民の信頼がなくては成り立ちません。平竹耕三、まだまだうまく話せませんが、まぁ私の思いだけくみ取っていただけたらとっても嬉しいと思います」
■共産からは穀田恵二さんの後継者で井坂博文さんが立候補
共産党からは、穀田恵二さんの後継者で元市議会議員。小選挙区単独で背水の陣で挑む井坂博文さん(68)は、被爆2世として核兵器廃絶のほか、北陸新幹線の延伸計画中止を訴えています。 【共産党・井坂博文候補】「日本共産党は、国でも京都府・市でも、北陸新幹線(の延伸計画)、どんなルートであっても絶対やめるべきだと主張しているただ一つの党であり、その党の一員として、私もこれまで市議会でずっと声を上げてきました」
■維新・堀場幸子さんは子育て政策の充実を訴える
日本維新の会からは、アンガーマネジメントの資格を持つ元学校職員。 前回比例で当選した堀場幸子さん(45)は、二人の娘を育てていて、その経験から子育て政策の充実を訴えます。 【日本維新の会・堀場幸子候補】「お父さんとお母さんの社会保障を支えているのは税です。その税をしっかりとしていくのは少子化の社会でやっていくのは子供ですよ。子供に投資をしよう。これは日本維新の会の成長戦略で、少子化対策で、何より経済対策にもつながるんです」
■れいわ・安持成美さんは子育てしやすい社会の実現などを訴える
れいわ新選組からは、外資系保険会社の元外交員。 中学生の息子を持つ安持成美さん(36)は、子育てしやすい社会の実現や、消費税廃止を訴えています。 【れいわ新選組・安持成美候補】「賃金は上がらず物価高。そんな中で減税しないのはあり得ないという主張を5年間ずっとしてきました。不況の時に減税をする。これは子供たちの教科書にも書いているぐらい当たり前の経済政策です」